2024年06月09日
このブログをご覧になった皆さま、朝はどんな過ごし方をされていますか。会社や学校に行くギリギリの時間まで寝ていませんか?そんなあなたに、夏の今始めやすいとっておきの健康の秘訣をお伝えします。それが早朝ウォーキングです。早朝の澄んだ空気の中を歩く ことで、とても爽やかで生き生きとした気分になります。からだや脳がスッキリ目覚め、新陳代謝も上がり、リフレッシュして1日のスタートを切ることができます。特に私が心がけているのは、頭で考え事をせずに、五感を働かせて歩くことです。五感とは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚のことです。
視覚・・緑や畑、鳥に目を向け、自然を目で満喫します。
聴覚・・小鳥の鳴き声に耳を傾けます
嗅覚・・朝独特の空気の香りを嗅ぎます
味覚・・舌を出し、空気の質感を味わいます
触覚・・暑さ、寒さ、湿気、乾燥などを感じ取ります。
・体内時計が整う
・自律神経が整う
・基礎代謝を高める効果
・骨の強化・・ 骨に刺激を与え、丈夫な骨を作る
・質の良い睡眠・・ 朝一番に太陽を浴び、体内時計をリセットし、良質な睡眠に導きます
・脂肪燃焼効果・・ 大股で歩くと全身の筋肉が使われ、ダイエット効果があります
・記憶力・血流アップ・・ 全身・脳の血流を増やし、記憶力アップ、認知症予防になります
・便秘の改善・・ 内臓の動きが活発になり、便が出やすくなります
など さまざまなメリットがある朝ウォーキングですが、特に注目したいのが「自律神経が整う」効果です。
朝ウォーキングで自律神経が整うメカニズムとして、大きく関係しているのが神経伝達物質である「セロトニン」です。セロトニンは、寝ている間に活性化される副交感神経を日中に活動していく交感神経へスムーズに切り替える働きがあります。そのため、朝ウォーキングでセロトニンの働きを高めて体内時計をリセットすることで、自律神経を整えていくことにつながるのです。
朝起きてから1時間以内に約15〜30分ほどのウォーキングをおすすめします。朝に太陽を浴びるとセロトニンが分泌され、そこから約15〜16時間後に眠気を促すメラトニンが分泌してくるとされています。逆算すると午前6時に朝ウォーキングをすると、21〜22時ごろに眠気がでてくることになります。そのため、質の高い睡眠につなげて自律神経のバランスを整えるためには、朝6~7時ごろのウォーキングがおすすめです。