2021年07月08日
今年は例年より早く梅雨入りし、天候も不安定な日が続きますね。梅雨時の湿度の高い環境では、汗を十分にかくことが出来ず、体内に余分な水分や老廃物がたまり、様々な不調が起こります。これらの原因となるものを、湿邪(しつじゃ)といいます。
体の内側と外側にたまった水分のことを湿邪といい、これが体に侵入すると、水分代謝が悪くなりむくみや重だるさなど夏バテの原因となります。
体のだるさ イライラ かゆみ 頭重感 足のむくみ ゲリ 気分の落ち込み
湿邪の影響が出やすいのが皮膚です。湿度による発汗で汗が毛穴にたまり、たまった汗が筋肉や関節に負担をかけ、腰痛や肩こりの原因になります。
夏になるとエアコンを使用している所が多く、気温差の大きい室内と屋外を何度も行き来することにより自律神経が乱れ、内臓の働きも悪くなり、疲労が回復しにくくなります。
肌触りの良い薄手のタオルで皮膚についた汗を拭きとり、ゴシゴシこすることにより、湿度で重くなった肩、背中、腰の不調が軽やかになります。また、冷房により汗が冷えることも不調の原因となりますので、カーディガンやストールを使って体が冷えないようにするのも良いですね。