院長ブログ

2023年08月27日

女性の更年期障害

更年期について

更年期とは、閉経の前後5年間の合計10年を指します。
この時期に女性ホルモンの1つであるエストロゲンの分泌量が急激に減ってくることによってあらわれる多種多様な症状を更年期症状といいます。そのうち、日常生活に支障があるものを更年期障害といいます。年代別でいうと、40代の30%、50代の40%、60代の30%に発症しているといわれています。

更年期症状とは

更年期にあらわれる症状を列挙します
・精神神経系・・頭痛、めまい、不安、不眠、イライラ、うつ
・血管運動神経系・・ホットフラッシュ、どうき、息切れ、寝汗
・消化器系・・吐き気、下痢、便秘、胃もたれ
・運動器官系・・腰痛、肩こり、関節痛
・泌尿器・生殖器系・・月経異常、尿失禁

更年期障害がおこるしくみ

更年期障害は、閉経にともない卵巣機能が低下し、エストロゲンの分泌量が急激に減少することでおこります。今までエストロゲンによって調節されていた体のさまざまな機能は、エストロゲンの分泌量が減ることで、うまくはたらかなくなります。またエストロゲンの低下を察知した脳は、卵巣に対してもっとエストロゲンを分泌するように指令を出します。

ところが、機能が低下した卵巣からは十分なエストロゲンが分泌されないため、ホルモンバランスの乱れが生じ、自律神経の調節がうまくいかなくなります。これに、加齢にともなう身体的変化、心理的因子、家庭や職場・地域などの社会的因子が複合的に影響することで、更年期障害があらわれます。

閉経した後は

閉経前後は、女性にとってはとてもつらい日々が続くことになりますが、閉経すると徐々に症状が治まり、代わりに男性ホルモンの分泌が増えることにより、元気を取り戻し、パワーアップして以前より活動的になる方もいらっしゃいます。

更年期症状の対策

  1. 食事療法

バランスのとれた食事をとること、野菜・果物から必要な量のビタミン類をとることが大切です。また、大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た役割をしますので、積極的にとりましょう。

  1. 運動療法

定期的な運動も大切です。運動は、ストレス解消に効果的であり、気持ちを前向きにする効果があります。20~30分の早足ウォーキングなどの有酸素運動、スクワットなどを普段の生活に取り入れていくと良いですね。

  1. アロマセラピー

ラベンダー、クラリセージ、バジルなどのエッセンシャルオイルを鼻から吸いこむことによって、更年期の症状の軽減が見込めます。

まとめ

更年期の症状は自律神経やホルモンバランスの乱れによるものです。
これらの症状にお悩みの方は、上記の対策を試してみて下さい。
改善がみられない場合、
じょうさい整骨院の実費治療 NTA総合治療をおススメします。

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