院長ブログ

2020年08月08日

梅雨と台風と体調不良の関係

今年は梅雨明けが遅かった…

今年は梅雨明けが8月になり、不快な時期が長く続きましたがが、皆様いかがお過ごしでしょうか。湿度や気圧の変化によって体調に変化が生じる方がとても多いですが、全く影響を感じない方もあります。個人差が大きいようですね。

鼓膜の内側と外側で起こっていること

台風が来ると低気圧になります。すると、内耳(ないじ)が必ず影響を受けるのです。内耳の手前に鼓膜(こまく)があり、鼓膜の内側と外側の気圧差が大きい程、内耳を刺激します。すると、耳に近い脳が刺激され、自律神経や耳周辺の機能が低下します。その結果として、めまい、耳鳴り、吐き気、肩こり、首の詰まり、偏頭痛という症状が出現します。
耳は最も薄い膜状のものなので、耳周辺が感じやすいだけで、皮膚やその他粘膜を通して体中に影響は起きているのです。臓器の中でも、特に空気の入っている腹腔臓器(胃腸、肺、耳、鼻)が影響されます。

これらの症状を緩和する方法

●耳抜き・・息を吸ってから鼻をつまんで口を閉じて、ゆっくり耳から空気を吐き出すようにするのです。そうすると鼓膜がベコッと外に膨らむ感じがします。人によっては痛みを感じるかも知れません。耳抜きをして唾液を飲み込むことで体の内外の圧力を調整することが出来ます。梅雨時や台風の時にこれを行うことにより、症状の軽い方ならこれだけで体調不良が緩和されます。

●換気・・台風の時はとても大きな低気圧なので、時間の経過とともに、室内と室外に気圧差が生じてしまいます。不調を感じた時は雨の日であってもたとえ数秒でもよいので窓を開けてみて下さい。これだけでも気圧差を解消できます。

●軽い運動・・室内でいいので、エアなわとび(ナワを使わずに、なわとびをしているつもりでその場で10㎝位×100早くジャンプすること)や、足ふみ運動(手足を高く上げる)、首周辺のマッサージが有効です。体を動かすことで、腹腔臓器や自律神経が刺激され、元気になります。

●深呼吸・・呼吸は自律神経との関わりが大きく、吸気は交感神経、呼気は副交感神経と関連しています。現代人は交感神経過緊張の人が圧倒的に多いので、副交感神経優位にするために、5秒息を吸って、10秒以上息を吐くと良いです。できる限り鼻で呼吸して下さい。

●神経伝達調整治療(NTA)・・当院で行っている自律神経やホルモンバランスを整える治療法です。全身の筋膜、横隔膜、頭蓋骨の歪みや身体の中心軸を整え、体調を改善します。

まとめ

梅雨や台風による体調不良の相談なら、大治町のじょうさい整骨院へ

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アクセス・治療時間

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  • 地下鉄東山線『中村公園』駅より市バス大治西条行きに乗り『大治役場前』下車→進行方向に徒歩2分
    または『中村公園』駅より名鉄バス津島駅行きまたは大坪行きに乗り『大治役場前』下車→進行方向に徒歩2分
  • 名二環『甚目寺南 I.C』より 国道302号線を南下(約5分)『深田』交差点左折
  • 名古屋高速『千音寺 I.C』より 国道302号線を北上(約5分)『深田』交差点右折