2022年09月29日
ルイボスティーの原料となるルイボスは、マメ科のアスパラトゥス属の一種。産地は南アフリカ共和国のケープタウンから250km、セダルバーグ山脈の中腹だけ。ここは朝昼の気温差が時には30℃以上になる過酷な環境。限られた条件の下でのみ育つ、希少な植物です。濃い赤い色からは想像できないぐらいクセのない味で、タンニンが少ないので渋みもなくほのかに甘みがあります。ルイボスは、砂漠のようにも見えるその酸性の土の地中深くに根を張り、水分やミネラルを吸い上げます。数々の健康効果をもたらすルイボスティーの成分は、こうした厳しい環境の中で生き残るために生まれたようです。現地アフリカの人々は「不老長寿のお茶」と呼んで重宝してきました。
就寝前に体温を上昇させておくと、深く質の良い眠りに入りやすい。
ルイボスティーはノンカフェインなので、お休み前の安眠ティーにぴったり。いただく時間は、ベッドに入る1時間前くらいが目安です。
夜の宴席で不足したミネラルをルイボスティーで補給することで、重苦しい朝をスッキリさせてくれるそうです。アルコールの分解には体中の水分を使う必要があるので、水分補給という点でも良いと言われています。
末梢の血管まで血液が循環し、体が温まります。
ルイボスティーの主な成分
・フラボノイド(ルテリオン)
・フラボノイド(ケルセチン)
・フラボノイド(アスパラチン)
・フラボノイド(ルチン)
・ジヒドロカルコンC
・各種ミネラル(マグネシウム、カルシウム、カリウム、亜鉛、鉄など)
*ルイボスティーには、還元力の強い【ルテリオン】【ケルセチン】【アスパラチン】【ルチン】が含まれており、体の中からキレイにできます。
*カフェインが含まれないこと、タンニンが少ないことも大きな特徴です。
ルイボスティーに含まれる【亜鉛】は元気がない方、イキイキしたい方の滋養に最適です。
ルイボスティーの栄養素が体内を巡り、体のリズムを良くしてくれるので、夜の宴席が多い方にもおすすめです。ルイボスティーを飲むことで翌朝スッキリさせてくれます。
また最近の研究では、血管を若返らせる効果があることが分かっています。見た目年齢は、血管から若返りましょう!
『朝起きると、昔捻挫した足首が痛む』というお声を最近ちらほら耳にします。考えられるのは冷房による冷え、素足で過ごすことによる冷えや靴下を履かないことによる衝撃痛です。ルイボスティーは、血管を拡張し、血流を改善、体温を上昇させる効果があるので、痛みが緩和されるかもしれません。一度試してみてください。
ルイボスティーの淹れ方には煮出しと水出しの2つの方法があります。紅茶やほうじ茶にも似た香ばしい味わいです。
茶葉を入れ、5分ほど弱火で煮出して完成。
低タンニンのルイボスは長時間抽出しても苦み・渋みが出ません。
水に浸けて3時間位かかりますが、美味しく頂けます。
煮出しも水出しも面倒な方は、手軽なティーパックがおススメです。
コップにティーパックを入れ熱湯を注ぎ数分で飲めます。
ルイボスティー(茶葉)の保存方法は、他のお茶と同じように「直射日光と高温多湿を避ける」のがポイントです。常温でなるべく涼しい場所に置いておきましょう。酸化に弱いので、開封後は空気が触れないよう密封してください。一度お茶にしてしまったルイボスティーの賞味期限は、冷蔵庫で5日間ほど。早めに飲みきりましょう。
多くのお茶にも当てはまりますが、飲みすぎるとトイレが近くなることがあります。 そのため、眠る前やお出かけ前は量を控えめにして飲んでください。とはいえ、尿は老廃物や毒素を排出するうえで重要なものです。
マグネシウムの過剰摂取により、お腹が下ることがあります。
ミネラルの過剰摂取により、胃痛がすることもあるそうです。 心配な方は薄めに作って試してください。
暑いアフリカで育ち、その土地で好まれているルイボスティーは、暑い時期に好んで飲まれる事が多い飲み物です。 そのため、飲みすぎてしまうと冷えを引き起こしてしまうこともあるようです。
また、一度にまとめて飲むのではなく、朝と夜に分けて飲むなどした方が、体に負担をかけずに無理なく習慣化できそうです。