院長ブログ

2021年10月22日

濃厚・良質の睡眠をとるために

何かと忙しい現代社会では、大人も学生も睡眠時間がどんどん削られていき、慢性的に睡眠不足の人が増えています。いわゆる「睡眠負債」を抱えている状態ですね。今月は秋の夜長にちなんで、この問題に触れたいと思います。

脳疲労がたまると、頭が大きく重くなる

デスクワークの方や運転の仕事などで、運動する習慣が無いと脳疲労を起こします。脳疲労によって脳内の血液や脳脊髄液の流れが悪くなり、老廃物が蓄積し、頭が大きく重くなります。交感神経が過緊張している状態なので、睡眠の質が悪くなります。これを解消するために、頭蓋骨のマッサージを行います。手指や手掌部を使って、側頭部、頭頂部、後頭部、前頭部をマッサージするとラクになります。
ウォーキングなどの全身運動も良いですね。

スクワット

スクワットは、足の筋肉は勿論、背筋、腹筋、体幹部の筋肉をフルに使う全身運動で、この1種目だけでもやると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできるようになり、良質な睡眠につながります。1日に5回でも10回でもいいので、始めてみましょう。もちろん習慣化してきたら回数を増やして下さいね。横から見た時に、ひざが足首を越えない範囲でやると、スクワットによって体を傷めることを防止できますよ。

目と脳疲労

目は「露出した脳」と言われるくらい、脳とのつながりが強い器官です。視神経から眼球までが脳の一部と言っていいくらいです。パソコンやスマホを長時間見続けるとブルーライトを浴びることになるので、目だけでなく視神経や脳も疲労します。パソコン・スマホを寝る直前までやったりベッドの中まで持ち込んでやると、交感神経が過緊張してしまい、神経が落ち着いてリラックスするまで長時間かかります。睡眠はいかに早く熟睡状態に持っていくかが重要ですので、特に夜10時以降、眠りの質が悪くなるようなことは避けて下さいね。

目の疲れと安眠に効くツボ

風池(後頭部の生え際の中心に近い所) 安眠(後頭部の生え際の外側)。ここを指で押したり、ホットアイマスクや蒸しタオルで目や後頭部の髪の生え際を温めたりして、全身をリラックスモードに導くと良いですね。

食生活と睡眠

寝る直前に夕食をたくさん取ると、眠っている間も内臓が消化活動のため夜勤状態になり、睡眠が浅くなってしまいます。理想は夕食を睡眠3時間前までに済ませることです。もし難しいなら、消化の良いものを少量にして下さい。

入浴と睡眠

スムーズに睡眠に入っていくには、体と脳の温度が下がっていく必要があります。入浴は血行を良くし、ストレスを和らげてくれます。決してシャワーだけで済ませないで下さい。就寝する90分前に入浴して、15~20分湯船につかり、十分温まり、湯冷めした頃に眠るのがベストです。

まとめ

睡眠は人生でとても重要な役割を果たしています。
上記の対策を実行しても解消されない時は、
じょうさい整骨院の「NTA治療」「総合NTA治療」で
自律神経のバランスを整えるのがおススメです!

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