2021年12月06日
立禅とは、中国の気功法である太極拳の基本で、心身を一つにして身体の中心感覚を養い、体内の気を練っていく方法です。体内の気が貯まるパワースポットを丹田といいます。呼気により体内の邪気を吐き出し、吸気によって天の気・地の気を吸収する。体内に気の流れが生まれることで、体内循環が良くなり、新陳代謝が高まって免疫力がアップし、便通の改善、睡眠の質の向上、ストレスに強い心の安定が得られる。
下丹田・・・へそと恥骨の間にあり、ここが生命力の源になります。
中丹田・・・ みぞおちにあり、メンタルの問題に関係します。ここに気のエネルギーが流れて安定すると心も安定します。
上丹田・・・眉間(みけん)にあり、ここが意識の中心になります。ここに気のエネルギーが流れると、脳が覚醒して集中力が増します。
1.下丹田の気のボールをつくる
足を肩幅に開き、ひざを軽く屈伸し、足底のツボである湧泉(ゆうせん)に体重を乗せ、足の指で床を掴むと、下丹田に気のボールができます。
2.中丹田の気のボールをつくる
手のひらの真ん中に労宮(ろうきゅう)というツボがあります。両手のひらをみぞおちの高さに向い合せ、指を屈伸しながら労宮を近づけたり話したりすると、中丹田に気のボールができます。
3.上丹田の気のボールのつくる
頭頂のツボ百会(ひゃくえ)を上に持ち上げ、尾骨を下に引っ張ると、額(ひたい)に上丹田に気のボールができます。
4.へそを後ろに引き、へその真後ろにある命門(めいもん)を開く
5.息を吐きながら下丹田の気のボールを地球の中心に降ろす
これらを5~6回繰り返すと、足の裏から違和感や体の不調が抜けていきスッキリします。